慰謝料について
一般的に、「慰謝料」とは「被った精神的な苦痛に対する賠償」のことを指します。
交通事故では被った精神的な苦痛を計ることが難しいため、ケガの重度によって精神面の苦痛を計り算出されます。
それでは慰謝料は一体いくら貰えるのか、そもそも慰謝料の相場はどれくらいなのかが、被害者の方にとってはとても気になるポイントではないでしょうか。この支払額を算定するためには大きく分けて3つの基準があります。
交通事故が起きた際には、まず自賠責保険から保険金の支払が行われることになっています。
任意加入の保険は自賠責保険でカバーされない部分を補償する仕組みになっていますので、自賠責保険基準は3つの基準の中でも最も低い基準となります。
一般的に広く自動車保険と認知されているのが、この任意保険でしょう。
自賠責保険でカバーできない部分を全額補償することを目的としていますので、自賠責基準よりは高い基準と言えます。
しかし、保険会社によって基準が異なる上に、その基準は非公開となっているため、外部からは基準を知ることができないという難点があります。
別名「裁判所基準」とも呼ばれている基準です。
裁判所の考え方や判例などを参考にしており、裁判実務上も慰謝料額の算定基準として運用されているものです。
自賠責基準、任意保険基準に比べて、公正かつ客観的な判断に基づくもので、基準も高額となっており、弁護士に依頼するだけで慰謝料が100万円以上の大幅増額する可能性がとても高くなっています。
交通事故によるケガの治療にかかった全費用。
被害者が自宅から病院まで通院する際、往復にかかる費用。通院した日数を掛けて算出。
被害者が交通事故にあう直前3ヶ月間の給与所得の合計を90日で割り、1日あたりの給料の平均額を算出して事故により休んだ日数を掛けた費用。
被害者が亡くなってしまった場合の慰謝料。
交通事故による後遺症の度合いや等級に応じて決定されます。
後遺障害認定1～14等級。
慰謝料の金額が上がる可能性を見込める！
交通事故の遭ってしまった後に悩まされる費用に関して、ほぼ全てカバーするだけの金額を獲得できる可能性がとても高くなります。
費用に関する心配がなくなるだけでも、大きな負担軽減になります。
交渉や書類作成を任せることができる！
交渉のプロを相手にすることを、法律と交渉のプロに任せることにより、ストレスから解放されます。
このストレスや苦痛がなくなることは、日々の仕事を続ける・治療に専念できるという意味でも大変重要になります。
適切な後遺障害認定を受けることができる！
後遺障害は等級で大きく金額が変わってくるため、保険会社は少なく見立ててきます。
弁護士に相談して適切な調査を行うことで、本来の後遺障害等級を獲得することができます。
